新品の頃はふわふわサラサラだったぬいぐるみの毛並みが年月が経つにつれて毛玉っぽくなったり、傷むのは避けられないものです。我が家のいえたすも例外になく毛玉が目立つようになってきました。
今回のブログは”ある方法を試してみたらいえたすの毛並みが真っ直ぐに戻った!”というご報告になります。こうすれば毛並みが直りますよという手順ではございませんので予めご了承くださいませ(゚o゚;結構危険な直し方なので絶対真似しちゃダメですからね!( ;∀;)それでも試そうと思う方がいらっしゃいましたら自己責任でお願いします。(私はもう全力で引きとめましたからね!)ちなみにちまちまとした直し方なので広い面積には不向きです。
ではでは。先に結論から話させていただきます!その方法とは…。ヘアアイロンの熱をピンセットに移し、小さいヘアアイロンを作ってぬいぐるみの毛をのばす方法です。私の考察も踏まえて行った方法を詳細に書かせていただきますね!😀
毛並みを戻すために使用した道具
道具は全部で5つです。
1.ピンセット
ヘアアイロンから熱を移して小さいヘアアイロンにするために使用します。最初は細めの毛抜きを使って試したのですが温めづらく使いにくかったため最終的には内側のつまむところがでこぼこしていない平たいピンセットを使用しました。100均で購入したやつです。
2.ヘアアイロン
ピンセットに熱を移すために使います。私が使ったのは楽天でかなり昔に購入したセラミックの業務用ヘアアイロンです。型番はAS2565RJ。温度調節は150~220度まで設定可能。お寝坊さんな私は毎日これで寝ぐせを直しています。(いらない情報)
3.歯ブラシ
いえたすの毛を梳かすのに使用します。デンターシステマのかため(D42)です。実はこの歯ブラシが道具リストの中で一番こだわりがあったりします。理由はまた別の記事で熱く語ろうと思いますw 簡潔にいうと「梳かしやすく毛に優しい」という感じです。
4.カッターやハサミ
どうしてもほどけない毛玉をほどくために使います。100均のカッターで充分そうでした。ハサミorカッターは好みですかねぇ。いずれにせよ刃先が細いほうが使いやすそうです。
5.アイロン台
ヘアアイロンの熱をピンセットに移すというかなり特殊なことをするのでアイロン台を作業台にしました。できれば仕上げ馬付きが欲しいです。ワイシャツの袖のアイロンをしやすそうですよね、あれ。(ぬいぐるみと関係ないのかよ。)
毛玉をのばすにはやはり熱!どのくらいまで温めて大丈夫か
まず最初に毛玉を伸ばすにはどうすればいいか?と考えた時にアイロンがけを想像しました。熱でハンカチやシャツが真っ直ぐピンと伸びるように、毛にも熱を加えればいいはず、と!!。となると、①ぬいぐるみの毛がアイロンの熱に耐えられるのか②耐えられるならどのくらいの温度まで温めて良いのかが知りたいところです。
まずぬいぐるみの毛は何の素材で出来ているかをネットで調べたところ、アクリルやポリエステルかアクリル+ポリエステルの混毛と出てきました。恐らくうちも同じはず。これはもはや賭けです。
次にアクリルとポリエステルのアイロン設定温度を調べました。ポリエステルは低温から中温。高温過ぎるとテカリが出る可能性があるようです。アクリルは低温またはアイロン自体しない。アイロンすることにより素材のふんわり感が失われる可能性があると書かれていました。うーん、ぬいぐるみの毛ともなると更に熱に弱いだろうし…。失敗しないためにも人間が触っても火傷しない温度からスタートして徐々に温度を上げていくしかない。という結論に至りました。
どうやって毛に熱を加えるか
ぬいぐるみ自身にあて布をしてアイロンをしようか?とも考えたのですが、それだと毛がくしゃくしゃのまま押しつぶしそうだし、ふっくら感がなくなりそうということで却下。( ;∀;)うちのスチームアイロンはたまに熱湯を吹き出すことがあって危ないので却下。考えた末に人間がヘアアイロンをするときと同様に毛を挟んでのばすことにしました。毛を挟むための道具はピンセットや毛抜きしか思い浮かびませんでした。
とりあえずやってみることにした
概ね調べたところでたぶん大失敗にはならないはず!という謎の自信が持てたので実際に毛並みを復活させてみることにしました。大事ないえたすをゴワゴワにするわけにはいかないので慎重に進めます。緊張で息をしていたかどうかすら覚えていません(‘Д’)←。まずはブラッシングから。人間もヘアアイロンをする前はブラッシングしますもんね!これで優しく毛玉をほどいていきます。
毛並みがある程度整ったら。ヘアアイロン。
アイロン台の上にヘアアイロンを置き、ヘアアイロンを最低温度にセットしてピンセットの尖端を挟んで温めます。ヘアアイロンをこんなふうに使うのは怪我の元になるので絶対やめましょう。数秒温めて指でピンセットの尖端を触ってみて温まっているか確認し温め方の感覚を掴みます。(温め方の感覚ってなんだよ。)
ピンセットを低温で温めたら、そのピンセットでぬいぐるみの毛を挟んで優しくスライドさせます。
写真は頭部をアイロンしていますが、実際は足の裏の目立たない箇所から試しました。アイロンをした箇所が
①真っ直ぐ伸びている
②ざらざらに悪化していない
③熱が原因の変なテカリ(光沢)がない
④熱が冷めたあとも毛質が変わらない
というのを確認してアイロンの熱の温度をあげたり、アイロンする範囲も足、おしり、と徐々に範囲を広げていきました。
歯ブラシのブラッシング、ヘアアイロンを
繰り返します。
(いえたす、あちぃよね。ゴメンね。)
ほんっとーにどうにもならない毛玉は
カッターでカットします。
毛が抜けないように、毛をスパッと切り落としてしまわないようにかなり慎重に少しずつ行いました。カッターの刃でカリカリすると毛が抜けかかるので、伸びた余分な毛はハサミでカットします。
ビフォーアフター
ヘアアイロンをかける前の状態。
一時間アイロンした後の状態がこちら。
肩の毛玉がスッキリなくなっています!どや!(^^)/テテーン♪ 毛のふっくら感も保てています。完全に毛玉がゼロになったわけではないですが、熱を入れて繊維が無傷なわけがないと思うのでこのあたりでやめました。
感想
個人的には満足のいく仕上がりになりました(^^♪でも熱で伸ばすのは何度も使える方法ではないと思うので日々のブラッシングを頑張ってそもそも毛玉を作らないようにしてあげないとなあと感じました。(この先何十年も一緒にいるつもりなのに、たった3年半で毛玉になりましたからね…。)とにかくいえたすが無事でよかったです。今になって思えばまつげ用のホットカーラーでも良かったのでは?とも思います。なるべくダメージレスで直すことができるようにこれから研究していこうと思います!
以上で毛並みを復活させてみた、を終わります。長々と書いてしまいましたが最後まで読んでいただき誠に有難うございました!!(*’▽’)
おまけ。
マイナンバー通知カード廃止に伴い、いえたす達も
カードの申請をしようとしているようです。
いえたす「この写真でマイナンバーカードを
申請しようとおもうんだ。」
あにたす「いいとおもう。」
「申請、とおるといいね。おとうと。」
マイナンバーカード申請の受付の様子。
ウサ「どんな写真が届いたのかしら。」
ウ「こんなのダメに決まってるじゃない!!」
ウ「いえたす君とあにたす君どっちの申請?!
プリクラじゃないんだから!!!
しかも全裸!!!内容不備よこれは!!!」
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内容不備で申請が承認されませんでした。笑
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